好調のガラス 修理
裏面から紫外線を照射し、露光する。
このとき、陽極が紫外線を遮断するため、紫外線が当たらない部分の蛍光体は硬化せず、後で除去される。
アセンブリ工程(AC型、DC型PDP共通)皿貼合せ、封着シール剤の塗布されたフロント基板、リア基板の位置合せをし、仮留めを行う。
LCDの貼合せ工程では、紫外線硬化樹脂等で仮留めを行うが、PDPの貼合せ精度は、LCDほど厳しくないため、クリップ状のものを用いて留める等の方法が採られている。
ちなみに貼合せ装置のポイントは、画像処理技術による位置決め精度と、定盤の精度(平面度、平行度等)といわれる。
仮留めした2枚のガラスを焼成炉に入れて500度程度の熱をかけ、シール剤の低融点ガラスを溶かし、固着させる。
排気、ガス封入次に、貼合せた2枚のガラスの中を真空にし、ここに、Ne(ネオン)とXe(キセノン)、He(ヘリウム)とXe等を混合したガスを数mg(1nig=l/1000g)封入する。
ガスの封入量は、PDPメーカー各社のノウハウとなっている。
最後に枯化(エージング)を行う。
封着から枯化までには、15時間程度を要する。
枯化を含め、アセンブリ工程では特に、スループットの向上が求められている。
また各装置の課題は、PDPの量産が本格化してから装置メーカーにフィードバックされる見込みで、次の装置開発に改善策が盛込まれるまでには.1年以上を要すると思われる。
なお、アセンブリ工程の装置には、LCDのセルアセンブリ工程の製造装置を供給するメーカー等が参入している。
PDPのガラスを2枚貼合せてガスを封入、エージングを終えた時点で、ドライバICを搭載する前に検査が行われる。
この段階の検査装置には、技術力を持つ中堅・中小企業の参入もみられる。
ここでは、サヤカ(東京都大田区)の製造するPDP検査装置についてみてみよう。
同社は以前、プリント基板用の検査装置を手がけたことがきっかけとなり、この分野に参入した。
同社の手がける装置の検査原理は、プローバと同様である。
プロ−バは、プローブピン(針)を接触させて導通しているかどうかを検査するのに対し、この検査装置では、バンプ型のコンタクトを調達し、採用している。
現在、日本でバンプ型のコンタクトを作っているのは3社である。
従来のプローブ検査では、約6,000ヵ所存在するPDPのインプット、アウトプットの接点それぞれに、1ヵ所につき2本のプローブピンを接触させて導通検査を行っていた。
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